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M=C×Δ×L(tonf-m)
ここで、
Mは、縦曲げモーメント(tonf-m)
Δは、満載排水量(tonf)
Cは係数で、沿海区域:O.120
限定沿海:0.096
平水区域:0.072
・船体上下加速度および船底衝撃水圧の影響は定数Cに含まれており、パラメータは航行区域ごとに与えられる。Mの値における沿海、限定沿海および平水の相対的な比は1.0:O.8:O.6となっている。
海検24号の対象となる船舶は、上式の値を1.5倍する。
・許容応力は耐力の1/2である。
(2)RR−11
M=Δ×L/C(tonf-m)
・係数Cに含まれるパラメータは、航行区域によって異なる船首上下加速度(近海の一部を含む沿海:3g、限定沿海および平水:2g)、および、船尾端の平均船底勾配の二つである。近海の一部を含む沿海、および、限定沿海・平水との間の曲げモーメントの相対的な比は1:約O.75となっている。
・許容応力は耐力の1/2である。
(3)NVルール
計算式がやや複雑であり、くわしくは原ルールを参照することとして、ここでは基本的な構成を把握するために簡略な形に表す。
M=Δ×(1+αcg)×e(tonf-m)

 

 

 

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